ABOUT
THE KOKOROIKI PROJECT
「心意気プロジェクト」は、
日本文化を支える人々の世界を知っていただくための企画として、
日本舞踊家 花柳奈卯女を中心に生まれました。
日本が誇る伝統文化の魅力を知り、
次世代に、世界に、伝え続けたい。
そんなアツき思いを持つ同志が集まり、
このプロジェクトは動き出しました。
OUR GOAL
プロジェクトのゴール
日本の伝統文化を継承する人々とのワークショップを継続的に開催し、日本の伝統文化について学ぶ機会を提供する
日本文化を世界に発信するための教育
(英語教育、幼児教育、プレゼンテーション研修など)
職人紹介
大澤金久
Kanehisa Osawa
床山
1955年歌舞伎座で父・峯松に床山入門(弟子入り)。中村勘三郎、中村富十郎、坂東玉三郎他を担当。1980年に独立。現株式会社大澤を設立。日本舞踊では三代目花柳壽輔、武原はん、初代吾妻徳穂他を担当。松竹、劇団新派、東宝、創作舞踊、NHK大河ドラマや、一竹辻が花などのショーまで、幅広く手がける。
祖父で顔師の湯浅嵡(大谷雪松)に連れられ早くから技術を習得する。現在主人影山篤司と共に日本舞踊の現場で活躍中。
影山篤司
Atsushi Kageyama
顔師
湯浅良光に師事。花柳流「寿会」をはじめ数多くの舞踊会に顔師として参加する他、VOGUEや入門書『歌舞伎の化粧』に化粧技術を提供し、文化技術の普及に努める。
影山美恵子
Mieko Kageyama
顔師
増田一雄
Kazuo Masuda
大道具方
1952年 東京浅草に生まれる。1968年、祖父増田二郎のもとで大道具の世界に入る。1971年日本大学芸術学部入学とともに松本亀松・鳥居清忠(八代目当主)・遠山静雄各氏に教えを受ける。大学卒業後に改めて祖父増田二郎に弟子入りし、その後三代続く大道具方の増田家を継ぐ。現在、日本舞踊各流派の古典舞踊・新作舞踊などを中心にその他の舞台・イベント等に舞台芸術・大道具方として携わっている。
内藤誠治
Seiji Naito
はきもの匠
1968年、京都祇園に生まれる。18歳より、父 内藤道義のもと、はきもの匠の世界に入る。現在、祇園ない藤の五代目店主として、代々の仕事を引き継ぎ、足元を守り続けている。原点を見つめながらも物作りに対する徹底した美意識と伝統の技術を生かし、未来作りにも挑戦。まったく新しい履物のカタチ『JoJo 』を考案し、世界に向けて発信している。
山田幸孝
Yukitaka Yamada
小道具
昭和44年7月東宝舞台小道具のアルバイトに始まり、9月長谷川一夫公演から藤浪小道具に入社。
以来長きに渡り「新派」を中心に担当し、新橋演舞場・国立劇場などの公演の他地方公演も担当。その現場経験と共に、各公演の附帖などの資料も多く記録している。
現在は歌舞伎、日本舞踊、新劇など多岐に渡り担当。
チリカラ伍
Chirikara Five
囃子方
音楽グループ「チリカラ伍(ファイブ)」は令和弐年コロナ禍の中、若手邦楽方五人(藤舎呂近、藤舎雪丸、望月左太助、藤舎英心、福原寛瑞)によって結成される。
ルーツは歌舞伎や能などの音楽演奏家。小鼓・大鼓・太鼓・能管を手に歴史と伝統を受け継ぐ技術と心意気を武器に現代に挑戦する期待の若手演奏家グループ。
https://youtu.be/-Ii6emFiJbE
常磐津文字兵衛
Mojibee Tokiwazu
三味線方
約150年以上続く名跡の五代目継承者。幼時より父四世常磐津文字兵衛の薫陶を受け、平成8年五世常磐津文字兵衛を襲名。現在までに、多くの歌舞伎公演、演奏会に出演すると共に、作曲家としても、多ジャンルの作品を手がけている。また、世界各地で多くの実演を交えた講演活動を行っている。平成20年度文化庁文化交流使、第66回日本藝術院賞、平成26年紫綬褒章。重要無形文化財(総合認定)保持者。
純矢ちとせ Chitose Junya
女優
2003年宝塚歌劇団入団。当初、男役として活躍するが、2005年、娘役に転向。『やらずの雨』『逆転裁判2』でヒロインをつとめる。重厚な演技、確かな歌唱への信頼は高く、『エリザベート』『天は赤い河のほとり』などで好評を得た。2019年『オーシャンズ11』のクイーン・ダイアナ役で退団。2020年京都・南座で上演された『サクラヒメ』に主演。また、日本舞踊西川流師範・西川鯉せいとしても活動。日本舞踊が持つ「和」の動きをもとにスポーツ科学を取り入れて創案された、“動きで魅せる”新しいエクササイズ「NOSS(にほん・おどり・スポーツ・サイエンス)」の広報アンバサダーをつとめる。
Instagram: @junya_chitose_official
山縣美礼 Mirei Yamagata
声優 / 英語コーチ
NHK JapangleやBenesseのしまじろうシリーズをはじめ数多くの英語教材、映像作品、ゲームの英語ナレーションで出演。ドラマ・英語番組の監修・脚本執筆・翻訳を行うほか、役者の英語演技コーチとしても活躍中。ダンサー・舞台俳優としての経験と語学力を活かし、外国文化の魅力を日本に、日本文化の魅力を海外に発信している。アメリカ・ドイツ・日本育ち。
Instagram: @mireillina
榊里美 Satomi Sakaki
オペラ歌手/声優
「オペラ歌手になります!」と宣言し脱サラ。音大に進む。その後オペラ研修所にも入所し、現在二期会会員(メゾ・ソプラノ)
主な出演は、調布市民オペラ「椿姫」フローラ、あらかわバイロイト「魔笛」童子III、オペレッタ座「マイン・シャッツ 」、Fiore di Lirica「サウンドオブミュージック」など。
榊夏美名義で声優としても活動中。Netflixオリジナルドラマ「ボクらを見る目」、シカゴ・メッド2など。
全日本剣道連盟居合道教士七段
大沢健 Ken Osawa
役者
子役として活動し、1988年に『ぼくらの七日間戦争』で脚光を浴びる。以後も数々のドラマ、映画、舞台に出演。
NHK大河ドラマ『春日局』、連続テレビ小説『梅ちゃん先生』、WOWOW『坂の途中の家』、映画『サムライ・フィクション』、舞台では『NINAGAWAマクベス』、『焼肉ドラゴン』、『ふるあめりかに袖はぬらさじ』、ミュージカル『ふたり阿国』など、重厚な作品から特技の日本舞踊を生かした舞踊劇まで幅広い作品に出演している。
村岡恵理 Eri Muraoka
作家
翻訳家村岡花子の孫。
『赤毛のアン』原作者 L.M.モンゴメリの子孫やプリンス・エドワード島州政府との交流を通して日本とカナダの友好関係促進に努める。
著書『アンのゆりかご』(新潮社)は2014年前期のNHK連続テレビ小説「花子とアン」の原案となる。
その他著書に『アンを抱きしめて』(絵:わたせせいぞう NHK出版)、『ラストダンスは私に 岩谷時子物語』(光文社)など。
日本舞踊花柳流名取。
藤舎呂近 Rokon Tosha
囃子方
1998年生まれ。幼少より囃子を祖父 藤舎呂浩、父 藤舎呂英のもとで指導を受ける。2007年 長唄囃子「かざ花の会」にて初舞台(締太鼓)。2017年より国立劇場主催公演、観世能楽堂「花鏡」公演等、各種公演に囃子方として出演。2018年 藤舎呂近の芸名を許される。市川市文化復興財団 第31回新人演奏家コンクール[邦楽器部門] 最優秀賞を受賞。2020年 東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業後、邦楽演奏のほか洋楽とのコラボ、海外公演等幅広く音楽活動を行う。
囃子を六世家元 藤舎呂船師、大鼓を藤舎呂秀師に師事。清響会、青濤会 同人。
Youtube: 呂近チャンネル
ナビゲーター紹介
プロジェクトメンバー
花柳奈卯女
Naume Hanayagi
日本舞踊家/プロデューサー
1985年故・花柳照奈(勲四等宝冠章、紫綬褒章受章)の内弟子となる。文化庁インターンシップ国内研修制度で朝倉摂の下舞台美術を学ぶ。韓国芸術総合学校舞踊院招聘教授(2007)、東京都立総合芸術高校(2009年~)、都立駒場国際高校(2010年~)、東京芸術大学邦楽科(2013~17年)の非常勤講師を務める。
成田空港デジタルサイネージ初のPV「dance in NARITA」(2012)に出演。
花柳照奈・奈卯女舞踊研究所、卯女の会主宰。
内藤 久仁美
Kunimi Naito
プランナー / 制作ディレクター
アナウンサーとしてブラウン管にデビュー後、情報の伝え手から生み出し手へ転身。組織開発とトレーニングを米国にて学び、帰国後、人材育成プログラム開発およびマニュアル・WEBサイト・動画コンテンツなどの企画・制作に携わる。
人と人、脳と脳をつなぎ、課題解決をサポートし、プロジェクトをゴールに向けて推進させることを得意技とする。
日本舞踊 花柳流 花柳奈卯女に師事。
ご協力
(敬称略)
岡部年行
畑中百合恵
村岡恵理(花柳かなで)
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写真提供
花柳昌太朗
花柳貴代人
花柳智寿彦
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花ノ本寿
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卯女の会
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モデル
飯森詩織
長尾基史
首藤匠